エアコンの汚れが原因でアトピー性皮膚炎|京都のエアコンクリーニング店

本日は、京都市にお住まいのお客さからのご依頼で日立のお掃除機能付きエアコンRAS-WM22HE6のクリーニングをしてきました！

エアコンクリーニングの依頼は年々増加しています(^^)皆様エアコンクリーニングをご依頼される理由は様々ですが、、、多いのは、、、

〇エアコンを使用すると、かび臭い

〇エアコンの羽根のところや奥にカビの汚れが見える

〇以前よりもエアコンの効きが悪い

〇特に気になるところはないけど何年もしてないし取り敢えず。。。(笑)という方もおられます(笑)

しかし、本日のお客様がご依頼された理由は。「アトピー性皮膚炎」でした。

クリーニングをご依頼されたエアコンは息子さんの部屋のエアコンなのですが、今まで大丈夫だったのに今年の夏から身体にアトピーができるようになったそうです(>_<)

原因が分からなかったので、病院に行かれたそうです。すると、部屋のホコリやエアコンの汚れが原因でなることがあると言われたそうです。

「確かに、今まで大丈夫だったのにエアコンを使用しだした時期と重なったこと。エアコンを除くかびで汚れていたこと」

これがエアコンクリーニングを頼む理由になったそうです。

□気管支喘息

エアコン内部に繫殖したカビがアレルギーの根源となって気管支喘息を発症することがあります。汚れているエアコンを使用するとファンや送風口に付着したカビの胞子を放出します。それを吸い込むと、咳が止まらなくなったりひどいときは呼吸困難といった喘息発作を起こします。

□アトピー性皮膚炎

汚れたエアコンから放出されるカビの胞子は人間の皮膚に付着します。それがアトピー性皮膚炎を発症します。カビが人間の皮膚を住処にして繫殖して赤くなったり・かゆくなったりします。本日のお客様と全く同じ症状です。

□アレルギー性結膜炎

汚れたエアコンから放出されたカビの胞子は人間の目の周りや眼球にも付着します。それが原因で目の周りがかゆくなったり・腫れたりします。目も赤くなりかゆくなります。かゆいからといって掻くと眼球に傷がいったりします。

□夏型過敏性肺炎

エアコン内部の汚れに生息しているカビの一種に[トリコスポロン]というのがあります。このトリコスポロンが原因でなる症状です。風とよく似ていて発熱や咳が出ます。毎年冷房を使う時期になるようでしたら、夏型過敏性肺炎の可能性が高いです。酷いときは呼吸困難になることもあるので気をつけてください。

エアコン内部にカビが生えやすい条件は[温度][湿度][ホコリ汚れ]です。

カビが生える原因[温度]

カビが生えやすい温度は約20～３０度と言われています。エアコンの推奨設定温度も28℃とされており、ほとんどの方がこの範囲内の温度で使用されています。そのためエアコン内部はカビの温床になりやすいでしょう。

カビが生える原因[湿度]

湿度60パーセントを超えるとカビが生えやすくなります。雨の多い梅雨の時期や夏場の平均湿度は約７０パーセント前後です。そこに、冷房や除湿を使用した後のエアコン内部は結露が発生しているので、その結露が原因でさらに湿度が上がり90パーセントを超える湿度になることもあります。

カビが生える原因[ホコリ・汚れ]

ホコリや汚れはカビにとっては養分となります。エアコンは使用していなくてもホコリは溜まりますし、使用中はもちろん部屋の空気を取り込んでいるのでエアコン内部にもホコリが溜まります。（フィルターで全てのホコリを防げるわけではありません）

養分となるホコリが自動的に溜まってくれるエアコン内部はカビとっては絶好の場所になります。

この画像！！エアコンの吹き出し口のアップ画像です。見てください、左の清掃前の画像には黒カビ・ホコリがびっしりとついていますね(>_<)

この汚れが原因で息子様の肌荒れをおこしていたのです。もし、肌に異常が出なかったとしてもこのままこのエアコンを使用し続けるのはどちらにしてもよくはありませんね。

こういったエアコンの汚れを家庭でお掃除しようとしても、手前の方をアルコールなどを使用して拭くことはできますが、奥のファンまでは拭くのが難しいので根本的な解決にはなりません。

ファンにカビがついている限りエアコンを使用するとそのカビの胞子は飛び散ります。そこでエアコンクリーニング業者の洗浄方法で綺麗にしていきます。

エアコンクリーニングをするために、まずエアコンの本体カバーや・ルーバーなど外せるものを外します。エアコンクリーニングは吹き出し口だけを洗うのではなくて、エアコン上部の熱交換器という部分も洗います。そのために外せる部品は外して洗浄します。

画像の上の部分はこちらのエアコンのカバーやルーバーになります。下の部分は外したお掃除ロボットになります。こちらのエアコンは自動フィルター掃除という機能がついていますので、フィルターを掃除してくれるロボットを外すのです。

外せる部品を全て外した状態がこんな感じです。この状態になったらエアコンの周りを専用のカバーで養生します。そして、熱交換器と吹き出し口を高圧洗浄機とエアコン洗浄専用の洗剤を使用して清掃します。

高圧洗浄機と洗剤を併用することで、ファンや送風口に付着したカビを除去すると共に除菌もします。きれいになったエアコンはこれからも安心して使用することができますね(^^)