京都のエアコンクリーニング店が教えるお家で出来るエアコン掃除
2021/02/19
夏は冷たい風が出てきて、冬は暖かい風が出てと、私たちの生活を快適に過ごすのに必要不可欠なエアコン。長年快適に使用するためにはお掃除をして綺麗に使いましょう。
では、エアコンのお掃除といってもお家で出来るお掃除はどこまで??なのと思われるでしょう。そこでエアコンクリーニングのプロが長年の経験を生かして、ここまでならお家でエアコンのお掃除をしても安全・安心だという範囲でお伝えしたいと思います。
エアコンのフィルターのお掃除
エアコンのお掃除をする中で、一番最初に行う簡単なお掃除です。しかし、この一番簡単なフィルター掃除をするかしないかでエアコンの効きが断然に変わりますよ!
エアコンフィルターの役割
エアコンは室内の空気を取り込んで、その空気の温度を冷たくしたり・暖めたりして風を送っています。この空気の通り道にエアコンフィルターがあり、空気内のホコリやゴミ・虫などがエアコン内部に入り込むのを防いでくれているのです。それと同時にフィルターを通ることで空気のろ過もしていることになります。
しかし、このフィルターはホコリやゴミをキャッチするので段々と汚れてきます。フィルターは網目状になっていてその網目から空気を取り込んでいるのですが、ホコリやゴミ汚れで網目が詰まってきます。
すると、空気の通り道が無くなりエアコンが空気を取り込みにくくなるのでエアコンの効率が悪くなります。エアコンフィルターは常に綺麗な状態にしておきましょう。
フィルターの汚れがホコリだけの時
エアコンフィルターについている汚れがホコリだけの時は掃除機でホコリを吸い取ってしまうだけでも十分綺麗になります。
写真のような先がブラシのようになっているものがあればとても便利です。これを掃除機能付きエアコンクリーニング先につけてフィルターのホコリをかき取りながら吸うととても綺麗にお掃除することができます。
フィルターに油などのホコリ以外の汚れもついている時
フィルターの汚れはホコリが主ですが、リビングやキッチンに設置されているエアコンは料理中に使用する油を吸い込んでしまうので、フィルターには油汚れが付きます。油とホコリが混じった汚れは掃除機では吸い込めないので、洗剤を使用して綺麗にしましょう。
フィルターに洗剤を吹きかけて油汚れを浮かしましょう。その後シャワーで洗い流します。この時にちょっとしたポイントがあります。フィルターの汚れは表面に付きます。シャワーをかける時は裏側からかけるようにします。すると、水圧で汚れを飛ばすことができます。
エアコン内部のお掃除
フィルターのお掃除が終わりましたら、次はエアコン内部のお掃除をしてみましょう。エアコンのフィルターを外すとアルミフィンという部分が見えてきます。薄いアルミが沢山連なっています。このアルミフィンにホコリや汚れが詰まっていると、エアコンの効率が悪くなり冷えにくくなったり・暖まりにくくなったりします。
アルミフィンを見てホコリが詰まっていたらお掃除をして綺麗にしましょう。
エアコンフィルターを外すと、このようなものが見えてきます。見事にホコリが詰まっていますね。プロにエアコンクリーニングを頼むと、この汚れは専用の高圧洗浄機を使用して綺麗にしてもらえますが、ご家庭ではそこまではできないので簡易的な方法で綺麗にしてみましょう。
このアルミフィンはとても柔らかいので、直ぐに曲がってしまうのでお掃除するときは注意しましょう。掃除機の先がブラシになっている物を使ってホコリを吸いましょう。
アルミフィンに優しくあてて、上下に掃除機をかけてみましょう。左右に動かすとフィンが横向いてしまうので必ず上下に作業します。この時も押し付ける感じではなく優しくです。
この方法でもある程度は綺麗にすることができますよ。しかし、あくまでも簡易的なお掃除方法なのでしっかりお掃除したいときはプロのエアコンクリーニングをお願いしましょう。