京都で自動洗浄付きのレンジフード清掃
2022/02/11
レンジフードの掃除 ¥13200-(税込)
京都にお住まいのお客様からのご依頼で自動洗浄付きのレンジフードの清掃をしました。
【自動洗浄付きレンジフード】って皆さんご存知でしょうか?
あるお客様からこういったお問い合わせがございました!
「私の家のレンジフード掃除付きやのに、油が垂れてくるんやけど~!!」
自動洗浄付きのレンジフードとは
●フィルターとファンが一体型になった新構造のファンフィルターをボタン一つでお湯でつけ置き洗い・お湯を切るという仕組みで、ファンとフィルターを自動で掃除できるというレンジフードです。
●給油トレイに40℃~45℃のお湯を専用のトレイに入れてセットします。そして【洗浄ボタン】を押すと洗浄が始まります。これを約二か月に一回することで約10年間ファンフィルターを取り外さずにお掃除をする必要がない。
と、簡単にこんな感じですが...では、【自動洗浄付きのレンジフード】ならば本当に10年間掃除をしなくてもいいのでしょうか??
自動洗浄付きレンジフードはどこまでの掃除?
1.全く何もしなくていうことではありません。
自動洗浄付きレンジフードという名前なので、今まで掃除の大変だったレンジフードの掃除をしなくても済むと思いがちですが、実際にはそうではありません。メーカーホームページや説明書にもきちんと記載はされています。
しかしながら、約10年間何もしなくていい!と思って購入されておられる方が多いのは事実です。これは販売店などがきちんと説明をせずに販売しているのか、自動洗浄付きのレンジフードという名前なので、そういうふうに思い込みをしてしまっているのかはグレーなところですね。
もし、これから【自動洗浄付きのレンジフード】購入の検討をされている方は事前に機能の把握をしてからにしましょう。では、一体どこまでの掃除をしてくれて、こっちは何をしなければいけないのでしょうか?
2.自動洗浄する範囲は?
自動洗浄付きのレンジフードは数社から販売されていますが、ほとんどが「ファンとフィルター」とのみの掃除です。レンジフードの内部には太鼓のようなファンというものがあります。
これがファンです。これが回転することで、料理中の臭い・油・煙を吸い込んで屋外に排気してくれます。しかし、画像の通り羽根が何枚もついていてこの羽根の部分やファン全体に、油が付着するので定期的に掃除が必要です。
最近のレンジフードは以前に比べてファンを取り外しやすくなりましたが、それでもレンジフードの掃除をするとなると億劫になりますし、出来ればしたくないですよね。
しかも、【油汚れが取れにくい】ファンの掃除をされた方なら経験があると思いますが、このファンの羽根に付着した油とホコリのカタマリがなかなか落ちにくくて、綺麗にならないんです。
その点を考慮すると、ファンだけでも自動で洗浄してくれるのは掃除の時間短縮になりますね。
自分で掃除が必要なのはどこ?
■整流板
■オイルトレー
■レンジフード周り
この辺りはご自身での掃除が必要になってきます。整流板はレンジフードの下側についている、四角形のカバーのようなものです。オイルトレー、ここには油がたまるので掃除は必ず必要です。掃除をしないと油が垂れてきます。
レンジフード周り・油でベトベト汚れるのは、内部だけではありません。レンジフード表面や周辺も油でベトベト汚れます。このあたりの掃除は必要です。
自動洗浄付きレンジフードまとめ
結果的に自動洗浄付きレンジフードも掃除は不要ではなく・必要でした。
メリット
●面倒なファンを外して掃除の回数が減る(一応10年間掃除不要となっていますが、完璧に綺麗になっているわけではないので使用環境・使い方によってはある程度汚れが付着する可能性があるので、数年に一度は外して掃除した方がいいと思います。)
●ファンの掃除をする時間が省けるので、レンジフード全体の掃除の時間が短縮できる
デメリット
●ファンの掃除をしなくていいだけなので、その他の部分はいままでと同様に掃除が必要。
●本体価格が高い、自動洗浄付きレンジフードはついていないレンジフードのおよそ二倍の価格がします。定価の場合なので、実際に購入される販売店によって誤差はあります。
このように、自動洗浄付きレンジフードはメリットもあればデメリットもあります。少し高くても、あの面倒なファンの掃除をしなくてもいいのならと感じる方には、いいと思います。
しかし、結局ファン以外は掃除する必要があるのに倍近くの料金はちょっとという方にはオススメではないですよね。
自動フィルター掃除機能付きエアコンも同じですが、「これはお掃除不要!10年間なんにもしなくていいんですよ!!」と販売員に勧められて購入し、実際に数年間使用して汚れてきて初めて、「何にもしなくていいことはない!!」事に気づかれるんです。
いざ購入してから後悔しないように、今後購入されるときはその物の機能の把握!メリット・デメリットをよく確認して、納得されてから購入されるといいでしょう。