ペットとエアコンの汚れの関係

京都のエアコンクリーニング店SH CLEANです！

コロナ禍になってから、ペット（犬や猫など）を飼う方が凄く増えたみたいですね。ペットは癒しですよね～可愛くてずーっと見ていられますよね。

私も無類の猫好きで、実はこれまで計6匹の猫ちゃんと暮らしていたことがあります。

猫って本当に気まぐれで(笑)いっつもこっちを見ても知らん顔しているくせに、たま～にベタベタしてくるでしょう(*'▽')あれがほんっとに可愛くて(笑)やり方がずるいな～と思っています(笑)

しかし、そんな可愛いペット達と暮らしているとお家の中のいろんな場所が汚れやすくなります。その分、ペットがいないお家よりかは気を付けてこまめにお掃除の必要があります。

毛の抜けやすいペット・毛の抜けるペットを飼っているとエアコンが汚れやすくなります。理由はペットの抜けた毛をエアコンが吸い込んでしまうからです。

一時期、4匹の猫ちゃんと暮らしている時がありました。たった一日でフローリングは毛だらけになるので、毎日掃除機掛けが必要でした。そして夏場はエアコンをつけっぱなし・もちろん冬場もエアコンをつけっぱなしという状況です。

可愛い家族が夏場・熱中症にでもなったら大変ですもんね。ペットも熱中症になります。冬も寒い思いをしてほしくないので家にいない時もエアコン暖房はつけっぱなしです。

とこのような状態なので、ペットがいない家庭よりかはエアコンの使用時間がずっと長くなります。エアコンの使用時間が長いということはその分エアコン内部や・送風口も汚れやすくなります。

ペットの抜けた毛が空気中を浮遊していて、その空気をエアコンが吸うのでエアコンのフィルターがペットの毛ですぐに目詰まりしてしまいます。エアコンのフィルターが目詰まりすると、空気を吸い込みにくくなるので、エアコンの働きが悪くなり・効きにくくなります。

フィルターだけではなく、フィルターで全ての毛をキャッチできているわけではないので、エアコン内部や・送風口にもペットの毛がついてしまいます。というように、ペットのいないお家よりかはエアコンが汚れやすくなり・クリーニングしないと効きが悪くなる・電気代が上がる・故障のリスクが上がるなどといったことに繋がります。

ご存知の通り、エアコン内部はカビやホコリといったもので汚れてきます。その汚れたエアコンから出てくる風はとても綺麗な風とはいえません。人間でも汚れたエアコンから出てくる風を吸うと、咳をしたり・くしゃみをすることがあります。

大事な家族（ワンちゃんや猫ちゃん）が

〇くしゃみをしたり

〇鼻水がでてたり

〇身体を痒そうにしてたり

エアコンをつけるとこのようなことになっていませんか？？もしもこのような状態になっていたら、それはエアコンの汚れが原因かもしれません。

エアコン内部で発生したカビは、エアコンをつけると吹き出し口から風と一緒にカビの胞子も飛んできます。そのカビの胞子がワンちゃんや猫ちゃんの身体に付着します。

身体だけではなく、床や壁にもカビの胞子が付着します。もし、その身体や家についたカビを舐めたり・触ったりすると大事な家族に健康被害がでる可能性があります。

犬や猫は人間と比べて、相当鼻がいいです。犬でおよそ人間の１００万倍～一億倍の嗅覚を持っています。猫は犬ほどではないですが、それでも２０万倍以上と言われています。

もし、汚れたエアコンのニオイを人が「臭い」と感じていたのなら、犬や猫はそれの何万倍「臭い」と感じていることになります。これは犬や猫その他ペットにとって相当なストレスになるでしょう。大事なペットにストレスを与えないためにもエアコンを綺麗に清潔にしておきましょう。

エアコンの汚れが人に与える影響

●エアコンは室内の空気を吸い込んでいる

エアコンは室内の空気をエアコン内部に取り込んで、その取り込んだ空気の温度を調整して吐きだしています。そのために、室内の空気中に浮遊しているホコリやゴミ・ペットの毛なども一緒に取り込んでいます。

エアコンの内部には、直接ホコリやゴミなどが入らないようにフィルターがあります。取り込んだ空気に含まれているホコリやゴミ・ペットの毛などはそのフィルターでキャッチします。しかし、全てのホコリやゴミ・ペットの毛をキャッチできているわけではないので、エアコン内部が汚れます。

※ペットを飼っているとフィルターがペットの毛で目詰まりしやすくなるので、こまめにフィルターのお掃除をしてください。

●エアコン内部のカビ汚れ

カビが繫殖する条件の温度・湿度・カビの栄養分がエアコン内部には揃っています。温度が２０～３０度・湿度６０％以上になるとカビが繫殖しやすくなります。更にエアコン内部にはカビが大好きなホコリやゴミがあるので、どんどんエアコン内部でカビが繫殖します。

フィルターの奥にあるアルミの部分にはホコリと繫殖したカビで目詰まりしているのをよく見かけます。エアコン内部には、発生した水を受けるお皿（ドレンパン）というのがあります。ドレンパンは冷房使用時期は常に水が溜まっている状態なので、そこでもどんどんカビが繫殖します。

エアコンの風が出てくる部分の羽根の部分や、その奥のファンも結露するのでカビが繫殖します。特に風を送っている筒状のファンにはホコリとカビがカタマリでついているので、酷いときはエアコンをつけると飛んできます。

エアコンは使用すれば汚れるので、それを防ぐことはできません。こまめにお掃除をしてエアコンを清潔に保つしかありません。

でわ、実際にエアコンが汚れたときはどのように対処すればいいかご紹介いたします。

★業者にエアコンクリーニングをしてもらう！

この方法が一番確実にエアコンが綺麗になるのですが、予算の関係もあるので毎回は頼めないですよね！先ずはお家でできるお掃除をしましょう。

ホコリ汚れ

エアコンは空気中のホコリも吸い込んでしまっているので、エアコンの外側・エアコン内部・フィルターにもホコリがつきます。

エアコン外側のホコリや前面パネルを開けたところのホコリは掃除機を使用して綺麗にしましょう。自動フィルター掃除付きエアコンでなければフィルターを外すと、エアコン内部の熱交換器（アルミ部分）が出てくるので、掃除機でホコリを吸うことができます。熱交換器（アルミ部分）は強く押すと曲がってしまうので、出来れば掃除機の先に付けるブラシをつけて優しく吸いましょう。

カビ汚れ

特に気になるのが、エアコンをつけたときに羽根が開きます。その時に羽根についているカビや吹き出し口についているカビが目立つので、とても気になります。そんな時は！

コロナ禍になってからは手の消毒やお家の消毒をすることが多くなったので、ほとんどのご家庭で除菌スプレーがあると思います。その除菌スプレーを使用して、エアコンの羽根に付着したカビ・手の届く範囲で拭きましょう。

台所で使用する、キッチンハイターもカビの除去にはとても効果があります。そのまま原液で使用する✖のではなく、バケツに水を8割ぐらいためてキャップ一杯分のキッチンハイターを入れて希釈液を作ります。

その希釈液をタオルや雑巾・ティッシュペーパーにつけて羽根や手の届く範囲を拭きます。漂白効果と除菌効果があります。吹き出し口の奥の方を拭くときは、割りばしなどの細い棒に、ティッシュペーパーを輪ゴムで固定してそれにアルコールやキッチンハイターの希釈液を付けて拭くと奥の方まで拭くことができます。

※掃除するときは必ずエアコンの電源を切ってからにしましょう。奥の方まで汚れているからと、無理に割りばしなどで拭こうとするとエアコン内部の部品が破損する可能性があるので、ほどほどにしておきましょう。

プロのエアコンクリーニングはこのように本体カバー・フィルター・羽根など外せるものは外して、洗剤を使用して除菌洗浄します。本体カバーもお家で外側を拭いたり・掃除機をかけてお掃除されている方も多いと思いますが、実は本体カバーの裏側にもホコリやゴミが付着していてとても汚れていることが多いです。

外して洗浄することで普段のお掃除では取れない汚れも綺麗にします。そして、カバーを外したエアコンを専用のカバーかこいクリーニングします。

左の画像はフィルターの奥にある熱交換器部分です。熱交換器とはこの部分で室内から取り込んだ空気の温度の調整を行っている、とても大事な役割をしているところです。ここは薄いアルミが連なってできているので、アルミとアルミの隙間にホコリやゴミ・カビが詰まります。

この部分が汚れていると、エアコンが効きにくくなります。お家でこの部分をお掃除するのに、掃除機を使って吸い取ったり・柔らかいブラシでアルミを曲げないように、上から下にブラシを入れて汚れを除去するという方法もありますが、やはり簡易的なお掃除になります。

しかし、エアコンクリーニング業者ならこのようにエアコンクリーニング専用洗剤と高圧洗浄機を使用する事で、熱交換器部分に付着したエアコンの汚れを徹底的に除去します。そして、お家でお掃除するには最も難しい吹き出し口部分です。細い棒などでなるべく奥の方まで綺麗にしようとされる方が多いですが、奥のファンの部分は届きにくいですし、拭けたとしても汚れをなぞる程度で綺麗にすることはできません。

そこでプロは吹き出し口に、専用洗剤を噴霧してファンや送風口の汚れを浮かします。その後高圧洗浄機を使用して浮かした汚れの除去＆洗剤のすすぎをします。

エアコンクリーニングをする時に、エアコン洗浄機を使用します。床にその洗浄機を置き、バケツに水を入れ洗浄機のホースを水に入れます。そして、電源を入れるとバケツの水を吸い込み、洗浄機のガン部分から水が勢いよく出てきます。

この時の水圧は水道水の何十倍です。この水圧を利用してエアコン内部の汚れを除去します。しかし、作動中の音が結構大きいのです。掃除機と同等？それよりも大きな音かも？？しかも、結構振動がするのでマンションなどにお住いの時は「下の階の方にご迷惑ではないかな？？」と心配なされる方がおられます。

しかし、当店の洗浄機は

静音タイプなんです！

もちろんまったく音がしないというわけではないのですが、比較してみるとかなり静かです。しかも、振動もしないのでご近所に迷惑がかかることもございません。

以前、こんなことがありました。ワンちゃんと一緒に生活されているお客様のお宅のエアコンクリーニングをした時です。知らない人が突然来て、エアコンを分解している私を見て気になったのでしょう(笑)しばらくワンちゃんの視線を感じながら作業をしていました。

その後、ワンちゃんがお昼寝をしだしたのです。「あーっ！今から洗浄機使うのに起こしてしまわないかな～？」と思いながら恐る恐る、、、ブ~ンと洗浄機を使い出したのです。時々ワンちゃんの方を見ながら、「大丈夫かな？」と思いながら。

すると、洗浄機を止めた時に「グ～っグ~っ」と聞こえてきて、ふとワンちゃんの方を見るとイビキをかいてぐっすりだったんです！と、ワンちゃんがイビキをかいて寝れるぐらい当店の洗浄機は静かなのです。

エアコンが汚れていると、、、上記で説明したように、健康被害やペットの生活に影響を与えてしまう可能性もありますが、それだけではありません。

エアコンの汚れはその他にも様々なデメリットがあります。

①人の身体への影響 

エアコン内部の汚れのホコリやカビが原因で、人体へ様々な悪さをします。

●アレルギー性鼻炎

エアコンをつけると、くしゃみが出る・鼻水が出る・鼻詰まり・鼻がムズムズするといった経験はございませんか？これらは全てエアコン内部の汚れが原因です。エアコンは人々の生活を生活を快適にするためにあるのに、エアコンをつけることで逆に不快になっては元も子もないですね。エアコンをつけてこれらの症状が出たときはまずエアコンが汚れていないかをチェックしましょう。

●気管支喘息

私も喘息があるので、とてもよくわかるのですが喘息があると敏感なのでちょっとしたことで咳が出ることがあります。汚れたエアコンから出てきた風を吸ってしまうと、最初は「ん？なんか喉がイガイガする」と思い。そのうちに咳が出てきて、しまいには咳が止まらなくなったことがあります。

これはエアコンの汚れが原因で喘息発作を起こしたのです。喘息はただ咳が出るだけではなく、酷いと呼吸困難になり命の危険を伴うので気を付けましょう。

逆に今まで健康だった方も、エアコンの汚れが原因で喘息になってしまう危険性もあります。

●アトピー性皮膚炎

エアコンをつけると、身体が赤くなったり・痒くなったり・湿疹が出るということがあります。これもエアコン内部の汚れ、カビが原因のことが多いです。エアコン内部で繫殖したカビはエアコンをつけることで、飛んできます。そのカビの胞子が肌に付着することで、赤くなる・痒くなる・湿疹が出るということがあります。

②エアコンからの臭い

エアコンクリーニングを依頼される方の理由で圧倒的に多いのがこれです。エアコンからの臭い！エアコンから出てくるニオイの原因は主に内部の汚れです。ほとんどのニオイがカビ臭いです。

もちろん新しいうちは嫌なニオイもしないのですが、大体三年目ぐらいからニオイが気になりだします。どうしてもエアコン内部はカビが繫殖するので、マシにする方法はありますが防ぐことはできません。定期的にエアコンクリーニングをしてエアコン内部を清潔に保つことです。夏場はエアコン内部が湿ってているのでニオイが特に気になります。

その反面冬。暖房使用時はエアコン内部は乾いた状態なので夏ほどはニオイが気にならないことが多いですが、汚れていないというわけではありません。同じ様に汚れていても湿度の違いでニオイの差があるのです。

カビ臭い以外にも、様々なニオイの原因があります。キッチン近くのエアコンでしたら、料理中の油を吸い込んでいるので油臭くなります。タバコを吸われる部屋は当然タバコ臭くなります。

これらは、エアコンクリーニングをしない限り改善はされません。

③電気代がたかくなる

エアコンは使っているうちにホコリやカビで汚れてきます。そうするとこれまでにも説明した通り、エアコンの効率が悪くなります。汚れていることでエアコン本来の働きができません。

この状態が、「エアコンの効きが悪くなった。」「エアコンが冷えにくい」「エアコンが温まりにくい」ということに繋がります。しかし、エアコンも頑張って働こうとします。そうすると普段よりも余計に電力を消費をするので電気代が上がってしまいます。ときに羽２０％ほど上がってしまうこともあります。ただでさえ最近は電気代やガス代が上がって、家計の負担が増えているのでこれ以上電気代が上がるのは避けたいですね。

④故障にリスクが高くなる

エアコンのフィルターが汚れたり・熱交換器が汚れたり・送風ファンが汚れるとエアコンの効率が悪くなり、いつも以上に負荷がかかります。その状態が続くとエアコン内部の部品が故障したり・破損するリスクが高くなります。

定期的にエアコンクリーニングをすることで、本来の働きができ故障のリスクを下げることもできます。